企業情報 こんなところにシステム精工

多くのデータが保存でき、情報社会を支える「ハードディスク」。
その製造にはシステム精工の自動化技術が息づいています。

ハードディスク製造装置で世界トップシェアの実績

広く普及するスマートフォンのデータ通信を支えるサーバや、家庭においてテレビ番組を録画・視聴できるHDDレコーダー、全国の道路地図やスポット情報を収めたカーナビゲーションシステムなど、大容量のデータの保存・読み出しに適したハードディスクは、ますます高度化する現代の情報社会を支える上で欠かせない製品です。システム精工は、そのハードディスクを製造するための自動装置を世界で初めて開発し、グローバルスタンダードを確立しました。そのカギは「自動化」です。人の手を介さず一度に多くのディスクを生産できるようにすることで、微細なゴミや油といった不良原因を一掃し、生産効率や品質の飛躍的な向上に寄与しています。大切なデータを「しっかり保存する」というハードディスクの役割を確保する信頼の装置を国内外に知らしめました。

現在もアルミ基板用研磨装置のシェアは、世界市場の8割を当社製品が占めています。ハードディスク業界の発展は、当社の技術革新とともにあったと言えるでしょう。

自動製造装置で培った技術を新たな分野へ

システム精工の歴史は、磁気記録に必要なヘッドの電線を自動で巻く「巻線機」の製造から始まりました。その頃から「モノづくりのためのモノづくり」を行ってきたため一般消費者との接点こそありませんが、世界の大手ドライブメーカーと渡り合いながら、社会や人々の生活に溶け込んだハードディスクの製造装置の提供を通じて、情報社会の一翼を担ってきました。そこで培った技術を研ぎ澄ませた結果「平面を磨き、検査することを極めて高いレベルで実現する」という確固たる強みを手にしたのです。

実際のハードディスクの内部において、データ読み書き時に高速回転する磁気ディスクと磁気ヘッドの間隔はわずか10nm(ナノメートル)以下。当然ディスクには極めて高い平滑度が求められますが、オングストローム(1オングストローム=1000万分の1mm)レベルに及ぶ当社の装置技術がそれを実現しています。また検査機においてもメーカーが要求する様々な厳しい基準をクリアし、最近ではその技術を利用して新たに半導体製造装置の分野にも進出しました。それによって便利で豊かな世の中への貢献度はますます高まっています。

わたしたちシステム精工は、これまで培った技術と知見をさらなる分野に展開し、企業と社会により広く役立てていきたいと考えています。

磁気ヘッドの大きさをジェット機、磁気ディスクを滑走路に置き換えると、データ読み書きの時はジェット機(ヘッド)が滑走路(ディスク)のわずか数mm上を高速で飛ぶのと同じことになるため、ディスクにはわずかな歪みも許されません。